農園のロゴ作成をするのなら

ロゴ33

多種多様な企業をはじめとして、団体、そして個人など、様々な人々がロゴを活用しています。多くの人々が持っているロゴですが、皆が持っているからといって何となくロゴを作成してしまっては、無意味なものとなってしまうでしょう。

ロゴ作成にはしっかりとした手順やポイントというものが存在しています。農園のロゴ作成の際のポイントを紹介します。

→ロゴ作成の勉強をするなら学校を利用するのがおすすめ

ロゴは非常に重要な存在

ロゴ作成をするのならば、まずはロゴの重要性を理解することが必要です。ロゴの重要性を理解せずに何となくロゴを作成すれば、十分な効果を発揮しません。

自身でロゴを作成するのならばまだしも、プロに依頼するのならば、費用が無駄になるでしょう。ロゴとは、そのロゴを掲げる人の顔ともいえる存在です。ロゴは、図形や絵柄、文字などから成り立っているものですが、これは企業名や屋号を文字だけで伝えるよりも、より人の記憶に残りやすくなります。

ロゴを掲げることによって、企業や個人に対するイメージが固まりやすく、ブランド化を進めることができます。企業イメージを大きく左右する存在だからこそ、丁寧に、かつ自身の伝えたいメッセージを盛り込んだものにするべきです。

ロゴ作成の大まかな流れ

ロゴ作成には、大まかな手順があります。これを怠り、いきなりパソコンのロゴ作成のためのソフトでロゴ作成に取り掛かったとしてもうまくいかないでしょう。パソコンは、確かに図形を簡単に作成することができます。しかし、簡単に作成できるからこそ、あれこれと図形を作成しては消しての繰り返しとなり、アイデアが固まりません。

何時間たっても作業が進まずに、最終的に投げ出してしまうといったことになる可能性もあります。このため、あるべき手順に沿ってロゴを作成することが必要といえます。

ロゴ作成の際に、まず行うことはロゴを見せるターゲットとテイストを決めるということです。ターゲットとテイストを定めなければ、ロゴのデザインの方向性が定まりません。ターゲットとは商品を購入する人などであり、テイストとはロゴで伝えたいことを指します。

次いで、ロゴのデザインを考えていくのですが、できるだけアイデアを出すことが重要です。連想法や変換などによってできるだけ多くのアイデアを出します。連想法とは、ターゲットや商品名などから連想できる単語をできるだけ書き連ねていき、その中で良いと思われる単語をピックアップするものです。

変換とは、「もし○○ならば」といったように、何らかのものに置き換えて、それに関連する単語を書き連ねて、よいと思われる単語をピックアップするというものです。

変換は、発想が飛躍するので、独創的なロゴになりやすいですが、デザインがまとまりにくいので初心者には難しいかもしれません。単語をピックアップできたのならば、具体的にデザインを考えていきます。ラフスケッチのようにいくつも描くというように、アイデアをどんどん出していきます。

アイデアを出し切ったならば、その中で良いと思われるものを選びます。複数のアイデアを組み合わせてもよいでしょう。そして最後に清書です。パソコンを使うのはこの段階といえます。もちろん手書きで清書しても問題ありません。

パソコンに画像を取り込んだならば、線を整え、配色を決定し、フォントを選んで完成です。

ロゴ作成の注意点①独自性を意識

ロゴのデザインを作成する際には、いくつか注意点がありますが、そのひとつが独自性を意識するということです。世の中には様々魅力的なロゴが存在しています。大企業のロゴなどは、だれもが知り、デザイン性も優れているので、真似をすれば素早く注目を浴びることは確かでしょう。

しかし、これはあくまで模倣であり、企業のイメージを正しく伝えることにつながりません。類似の有名どころのロゴのイメージが先行されるので、人の記憶に間違った形で認識される可能性も高いです。また、流行のデザインを取り入れるということも避けるべきことのひとつといえます。

流行のデザインを取り入れれば、その一時は注目を浴びるでしょうが、流行がすたれると同時に注目されなくなります。長く人に使用され、記憶に残してもらうためには、独自性の高いデザインを意識しなければなりません。

ロゴ作成の注意点②モノクロでも認識できる

ロゴのデザインは、モノクロでも認識できるものが好ましいです。ロゴは様々な場面で使用されており、必ずしもカラー印刷されるとは限りません。モノクロ印刷されたとしても、わかりやすいデザインでなければ、使用場面が限られてしまうでしょう。

また、世の中には色を認識できない人もいます。すべての人が利用できるユニバーサルデザインという観点は非常に重要です。

ロゴ作成の注意点③様々な使用シーンを想定する

ロゴのデザインは、様々な使用シーンを想定することがポイントです。看板に印刷されることもあれば、グッズに印刷されること、テレビコマーシャルに流れることもあり、このいずれに使用されても人の記憶に残る形が望ましいといえます。

農園のロゴ作成のポイント①農園のコンセプトを定める

農園のロゴを作成する際には、まずは農園のコンセプトが何かということを明確にすることが必要となります。この農園のコンセプトを伝えるためにロゴを作成する側面があるからです。農園の種類に注目する人、農園のホームページにわざわざ訪れる人はどのような人かというターゲットを明確にすると、コンセプトも定め易いでしょう。

主に女性がターゲットと想定されるのならば、可愛らしいポップなコンセプトや上品で洗練されたコンセプトを選ぶ人が多くなります。中年以降の男性と想定されるのならば、上品でクールという点をコンセプトとすることになります。

農園のロゴ作成のポイント②商品の特徴を詰める

農園のロゴを作成する際には、農園に込めるどのような思いを伝えたいのか、そして商品の特徴を明確にするとよいでしょう。その思いをロゴに込めると、伝えたいことが伝わり、その農園の特色が表れたロゴとなります。農園の暖かみを伝えたいと思う人もいれば、農園の商品で消費者に健康になってほしいという思いを持つ人、新鮮な商品が特徴であると思う人、スピーディーな配達が特徴だと思っている人もいます。

これらを明確にすると、ロゴのデザインも考えやすくなるでしょう。

農園のロゴのポイント③色や形を決める

ロゴの色や形を考える際には、その色や形が人に与えるイメージというものを把握していることが必要です。赤ならば情熱的、オレンジならば暖かさ、緑ならばおだやかで自然、青ならば冷静さと誠実さを伝えることに役立ちます。

丸みのあるデザインは、可愛らしさや親しみやすさを、鋭角なデザインはクールな印象を与えるでしょう。農園の暖かな雰囲気を伝えたい場合には、暖色の笑顔のデザインを、消費者の健康をアピールしたい場合には文字を太く力強くしたデザインを、商品の新鮮さを伝えたい場合には水が滴るようなデザインを、そしてスピーディーな配達が特徴ならば斜体の文字のデザインといったようにすると伝わりやすいです。

食べたくなる農園のロゴを

ロゴの作成にはある程度の手順があります。この手順を守れば、人に伝えたいことが伝わるロゴを作成することができるでしょう。農園のロゴを作成する際には、農園のコンセプトや農園の商品の特徴などを盛り込んだロゴを作成することが望ましいです。

農園のコンセプトや商品の特徴を伝えるために最適なモチーフを選び、食べたくなる農園のロゴを作成してください。